マンションリフォーム 中古物件をスケルトンにしてフルリノベ

築40年以上の古い中古マンションを購入して、設計士と共にフルリノベを行う軌跡。 中古マンションの購入から引越しまで2ヵ月半の間にリノベーション会社を使わずに解体、配管移動を行い全く新しい間取りへとリノベを行っていく記録です。

カーテンとブラインド(ハニカム)選び

窓周りの装飾をウインドードレッシングというらしいです。ちなみにウインドードレッシングという言葉は粉飾決済を示す際に使われることもあります。

話がそれましたが、我が家の窓は角部屋のため、マンションなのに合計8つもあります。 窓は予算の都合もあり購入時のまま使用します。

正直、設計士から最初に窓の取替えが提案されなかったので、気がまわらなかったのもあります。窓工事抜きでのリノベ費用がすでに予算オーバーだったので、後回しになり今に至るというのが実情でもあります。

これらの窓は古い家だからなのか、それぞれ古めかしい形で、サイズも大小さまざまです。 リビングダイニングキッチンの窓は壁をはさんで横幅の長い窓が2つあります。この窓がそれぞれ3分割されていて、どうカーテンをつけるべきか悩んでいます。

↓キッチン側の窓。真ん中の2つは引き違いの掃きだし窓で右端ははめ殺しの窓。右端は2段の引き違い窓。なぜ2段になっているのかは謎です。 (写真は物件購入時)

 

f:id:mfchelseaqueen:20190221142635j:plain

 

この場所は、キッチンの床上げが行われたので窓の下部は底上げ床で隠れてしまいます。テラスに出る場合は、よっこらせと一段下がるので実質こちら側の窓からテラスへの出入りはしないかなと思います。(写真はキッチン底上げ枠設置後)

 

f:id:mfchelseaqueen:20190221150324j:plain

↓リビング側の窓

f:id:mfchelseaqueen:20190221142641j:plain

こちらも左2つは掃きだしの引き窓です。右端は一見掃きだし窓に見えますが、実ははめ殺しの窓で開閉できません。テラスへはこの掃きだし窓から出入りすることになると思います。

 

これだけ見ても、どうやってカーテンつけようか悩むと思いませんか?  

悩んだ結果、リビングダイニングキッチンの窓は全て、ブラインドにしようかと思ってます。ブラインド、当初は寒いから無理かなとおもってました。

でも今は断熱ハニカムブラインド/シェード/スクリーンなるものが売っており、これがかなりの断熱効果を発揮するようです。(ここから本題!)メーカーによって、ハニカムに続く名称がブラインド、シェード、スクリーンとさまざまですが構造は同じです。

 

ハニカムHoney Comb=蜂の巣構造という意味で、不織布製、主にポリエステル混性の素材が蜂の巣形状の二重構造になったブラインドなんです。

この蜂の巣構造が空気を閉じ込めて空気の層を作りだし、外気浸入や室内の冷暖気の流出を抑える効果を発揮するのだそうです。

 

ネットで色々調べた結果、ニチベイやタチカワブラインドなどのメーカーがハニカムブラインド大手のようです。  

ハニカムブラインドを選ぶ際はブラインド部分とメカ部分を決める必要があります。

ブラインド部分が1種類のものをシングル、2種類(色つきとレースのブラインドそれぞれ切り替えられる)のものをダブルもしくはツインと呼ぶようです。まずはシングルがいいのか、ダブルがいいのかを決めます。ここでレース付きの2種類、ダブル、を選んだとしても、あくまでもブラインドを下ろしたときに色つきもしくはレースのブラインドになるかの切り替えが可能になるだけです。カーテンのように、ブラインドを下ろしたときに、色つきのものと、レースが2重になるわけではありません。ブラインドを下ろしたときに、レース時は光を通し目隠し効果が、色つき時は光を遮断する効果が期待できます。 なので断熱効果はシングルでもダブルでも変わりはありません。

メカと呼ばれる部分はブラインドの上げ下ろしをどのように行うか、そのツールをさします。主に通常よくあるブラインドと同じ様に端にある紐をひっぱるコードタイプや、ループコードあるいは手でブラインドの下部を持って、上げたり下げたりするコードレスタイプか、はたまた電動で行うかを選びます。

ブラインド部分もメカ部分もメーカーによってそれぞれシングルしか用意されていたり、コードレスタイプはなかったり様々です。

 

私はWebリサーチの結果、お向かいのマンション通路から我が家のリビングが見える可能性がある一方で、昼間は外の明かりが欲しいという希望があるので、ブラインドはレースの切り替えができるダブル、メカはループコードタイプと決めました。

でも、実際にハニカムブラインドを目で見て試したいっ!と思っていたら、幸運なことに、これらのブラインド、メカの選択が可能で、色が多彩なNORMANショールームが会社の昼休みにいける場所にありました。

早速予約を入れて相談に。接客してくれた担当の方はとても丁寧に説明してくださいました。

メカは子供がいるなら、ループコードだといたずらをして、コードが絡まったり壊れる原因になるのではと、コードレスタイプを勧めてくれました。  

手で持ち上げるのは重いでしょ、という懸念があったのですが、実際に試してみるとその懸念は見事に払拭されました。すごく軽いんです。それなのに下に落ちてくるというような心配もいらない。。うまく伝えられませんが、どうやって作ってるんだろうと不思議に思うほど、ブラインドの扱いが楽でした。

このメーカはブラインドの色が豊富で、防炎素材もあったりで迷ってしまいます。

結局、ショールームで見積もりをとってもらいましたが、ブラインドの注文はミリ単位になるため採寸はメーカーに頼んだ方が安心(採寸料金は都内は無料!)、またブラインドの色は実際にマンションの床や建具の色合いと合わせたほうが失敗がない、ということで、3月はじめに訪問してもらい採寸、最終決定することにしました。取り付けも、費用はかかるものの、お願いしようと思っています。

NORMANのWebで購入、見積もりができるので興味のある人はのぞいてみてください。

 楽天からの注文はこちら↓

 

 

ショールームではハニカムブラインドの他に、ロールスクリーンもおいてありました。このNORMANのロールスクリーンは窓の途中でスクリーンを止める、所謂窓の真ん中までブラインドを下げた状態が保てる、ことができるのですが、これはこの会社の特許だそうです。玄関とWICはこのロールスクリーンにしようと思ってます。

その他、子供部屋と寝室にある2つの窓は普通のカーテンにするかハニカムにするか未だに悩み中。

  

そうそう、ハニカムブラインド導入の懸念点が2つ。それはお掃除と耐久性。。お掃除は基本的にはたきとかで軽く埃を払う程度だそうです。主人は私よりキレイ好きなので掃除機がかかけられないこと、カーテンみたいに洗濯できないことを心配してます。私は子供が小さいので汚したり壊したりしないかハラハラしないか心配です。

 でもハニカムブラインドの断熱とオサレ効果への期待が上回るので、キッチンリビングダイニングは導入強行します~。