マンションリフォーム 中古物件をスケルトンにしてフルリノベ

築40年以上の古い中古マンションを購入して、設計士と共にフルリノベを行う軌跡。 中古マンションの購入から引越しまで2ヵ月半の間にリノベーション会社を使わずに解体、配管移動を行い全く新しい間取りへとリノベを行っていく記録です。

物件購入までの話1/2 売却から仮住まい、購入物件にであうまで

前回では、物件売却までのお話だったので、今回は物件購入までの経緯を書きたいと思います。長くなったので2日にわけました。 

売却から購入物件内見にいたるまで~。

 

 売れないだろうと思っていた物件が売れてしまい、かなりのハイペースで購入物件を探していました。

2018年3月末売買契約、引渡しは7月半ば。買主さんには4ヶ月ほど猶予をもらってはいたものの、なかなかこれだ!という物件にはめぐりあいませんでした。売買契約前からいくつかの不動産に候補物件を紹介してもらっては内見を繰り返していましたが、いいお値段で売れれば当然買うのも高い。。。

新しい新居探しの最大の優先事項は子供の保育園でした。 現在通っている保育園の近隣もしくは転園受け入れ可能な保育園がある地域限定の引越しとなります。

となると、住み替えの最大理由である広さを最優先した家でかつ、保育園が近い物件となってきます。新たな新居を探し始めた当初は、なかなか取捨選択ができず、近隣の駅近で、安全で最新設備のそろったマンションを見て回っては、高いなーとため息をついていました。 やや築古の築20年程度のマンションでもそこまでお手ごろ感はなく思い切った広さの拡充も期待できませんでした。 

そうこうしている間に引き渡し日が刻々と近づき、なかなかこれだと思う購入物件が見当たらなかったため、途中からは賃貸物件を探し始めました。ネックとなったのは駐輪場(バイクと電動自転車)の確保でした。 自転車置き場はあっても都内ではバイク置き場まで空きがある場所ってなかなかないんですよね。。主人の帰宅は夜遅く(2時頃とか)バイクはなくてはならないものだったため、本当に苦労しました。最終的には現在通っている保育園の目の前で、駅から徒歩5分の好立地の賃貸マンションに決めました。けれども、それまで住んでいたマンションよりも狭くなりました。今現在はその賃貸マンションに住んでいますが、引越し時のダンボールのおよそ半分は開けずに、部屋の端に積まれています。  

 

賃貸に切り替えた後、発生した家賃は、これまでの住宅ローン返済金額のおよそ2倍。あまり長く賃貸生活をしているとマンション売却時に得た益は消滅してしまいます。(消滅と表現するには正しくないかも知れませんが)。

長くても2年、それまでに住宅事情が反転して価格値下がりのタイミングを狙って購入かな。。と考えていました。 そうして賃貸生活をしながら、ネットおよび不動産からの紹介で購入物件を探すことにしたのです。

 

改めてまとめると ①保育園の確保 ②広さの拡充 ③駐輪場(バイク、自転車)の確保 ④職場までの通勤30分圏内 が主な新居の購入物件の条件となりました。

 

そもそも②の広さの拡充を条件に出しているのですから、前に住んでいたマンションと同グレードのマンションを購入しようとしたら、当然値段はあがります。そのため自ずと気持ちは段々と古いリノベマンションへと傾いていました。

けれども、ネットで載っている物件は不動産業者が古い物件を買い取ってすでにフルリノベした後のものが多く、こちらの理想に近い間取りがなかなかありませんでした。値段もそれなりにあがってますしね。

 

今回フルリノベを決定した購入物件は、ネット掲載では目に留まっていたものの、すぐに内見した訳ではありませんでした。広いウッドデッキのあるテラスはとても魅力的でしたが、ネックになっていたのが、現在の住所区外への引っ越しに伴う保育園の転園と、マンションの古さ。そのまま住もうと思えば住める物件だっので、当初はリノベして住むイメージが浮かびませんでした。いくつか他の物件を見て、それらが候補から消えていき、改めてネットをみて再度検索条件に残った物件だったのです。

 

次回は内見から引渡しまで~。