マンションリフォーム 中古物件をスケルトンにしてフルリノベ

築40年以上の古い中古マンションを購入して、設計士と共にフルリノベを行う軌跡。 中古マンションの購入から引越しまで2ヵ月半の間にリノベーション会社を使わずに解体、配管移動を行い全く新しい間取りへとリノベを行っていく記録です。

物件購入まで 2/2 内見から購入に至るまで

 長くなったので分割しての投稿。前回の記事はこちら

 

いざ内見日。売主さんが内見に立ち会ってくださったのですが、とても感じのよい楽しいおば様で、物件をよくみるというよりも、その方とのお話で意気投合してしまいました。

物件の方はウッドデッキは写真通り広く、マンションの部屋自体の広さも十分でした。ただ、キッチンやリビングの間取りがウッドデッキのある大きな窓側ではなく、玄関脇で窓も小さく、全体的に暗めな印象でした。  内見後に不動産の担当者の方とお話をしていると、提示価格からの値下げ交渉に応じてくれるとの耳よりな情報が得られました。

また、解体→スケルトン→フルリフォーム までの大体の予算を聞くと、予算内に収まる金額でした。 ネックとなった古さについては、マンション管理がよく行き届いており、当面建て替えの予定もないとのお話。

また、トップ優先事項であった保育園もその後に調べてみると、家と駅から一番近い保育園が、一昨年にオープンしたばかりで息子が通うことになるであろう5歳児クラスはまだ空きが十分にあるとのこと!

これで一気に購入に気持ちが傾きました。

 

物件自体を気に入る事が、新居購入決定の最重要事項であるのは当然です。加えて今回の物件購入の大きな原動力となったのは売主さんと担当の不動産との相性だったと今になって思います。  

 

不動産の売買ってご縁ってよく聞きますが、本当にそうだと思います。

不動産の担当の方は、こちらの質問にも丁寧に即座に返答してくれましたし、売主さんとのコミュニケーションもとても良好な方でした。売主さんとの価格の交渉の場も、一段階引き下げてもらった上での再交渉をしていただき、売主さんからこの担当者は本当によくやってくれるからと応じて下さいました。

偶然にもマンションの住込管理人さんとも知り合いで、バイク置場の確保にも尽力して頂きました。

 

売主さんもまた大変私と気が合いそうな方で、この物件に35年住んでいた思い出を話して下さいました。テラスに植えられた桜の木を見るのも楽しみですし、お子さんが合宿から持ち帰ってテラスに植えたフキノトウを食べるのも楽しみです。

ちなみに売主さんはこのマンション売却後に同じマンションに賃貸でしばらく過ごされるそうです。昔から住まれている方で、困った事があったら聞いてねとお優しい言葉をかけて頂きました。

 

そして、リノベ前提とした場合に大幅な間取りの変更が可能かを見てもらうために、知り合いの建築士さんを連れて再度の内見を行い、購入へと進むのです。

実はここからが私のストレスの始まりでした。最初から知り合いの設計士のみにリノベをお願いしたのですが、彼はもともと店舗を専門に扱っている人です。大手やリノベ専門業者と違って、私にここから好きなのを選んでという選択肢をもってくることはなく、自分でメーカーを回って水回り設備や壁紙、床材を選んでくる羽目になりました。

そのため、当初の設定予算から大幅オーバーとなった話は以前に書いた通りです。

 

3日に渡って手続き関連の話が続いたので、明日からはマンションリフォームの話に戻ります。